うんこ例文コンテスト

鉛筆第一回全国うんこ例文コンテスト

5年生の部

テーマ漢字
優秀賞書評枠
うんこまみれになりながら、を見る。
ニックネームひーさん
ねんれい10さい
古屋先生の書評
古屋先生

「桜を見る」という風流な行為と「うんこ」の相性はもともと良いのですが、安易な組み合わせではなかなか突出した化学反応は期待できません。
たとえば「うんこをしながら桜を見る」や「うんこを手に持って桜を見る」などの例文と、「うんこまみれになりながら、桜を見る」とでは、破壊力が圧倒的に違うことが分かると思います。
「まみれになる」というくらいですからちょっとやそっとのうんこ量ではないですし、必死感も鮮やかに伝わってきます。
そんな異常事態でありつつ一方で「桜を見る」風雅な心を忘れない。
せっかくの美しい語句ですから、組み合わせるのであればこのくらい振り切ったフレーズを合わせてみましょう。メリハリのあるうんこ例文が作成できると思います。
また、この例文から、近年の狂騒曲めいた花見バブルの現状を冷徹に描いた風刺眼を感じる方もおられるかもしれませんね。

書評枠
優秀賞書評枠
が散るように美しくうんこを流す。
ニックネームゆずちゃんさん
ねんれい10さい
古屋先生の書評
古屋先生

日本人の感性を鷲掴みにするかのような、凛とした美しさを湛えたうんこ例文です。
まず「桜のように美しく」ではなく「桜が散るように美しく」であるところに注目していただきたいと思います。
綺麗な色の花を見て感じる「美しさ」と、その散りゆくさまに見出す「儚い美」は性質が異なります。
ゆずちゃん(10)は、齢十歳にして、滅びゆく夢幻泡影の美しさをうんこ例文に込めんとしており、その芸術的感度の高さに思わずうなってしまいました。
そして「桜が散るように美しく」、何をするのかと思えば「うんこを流す」。
このギャップ。
うんこを流すと言えば、だいたいは水洗レバーをひねるかスイッチを押すかくらいのものだと思います。
いったいどのようにすれば、それを「桜が散るように美しく」行うことができるのか。
想像力の翼を広げ存分にイメージする余地を有した、エレガンスな作例ですね。

書評枠
最優秀賞書評枠
該当作なし
ニックネーム名無しさんさん
ねんれい
古屋先生の書評
古屋先生

該当作なし

書評枠

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