うんこ学園からのメッセージ

うんこ学園からのメッセージ

子「教育」の歴史をさかのぼると、人は遊びながら学び、暮らしながら学び、また知的好奇心のおもむくまま楽しみながらもっと自然に学んでいた姿が見えてきます。しかし昨今では、勉強は勉強、遊びは遊び、と、勉強と遊びが別物のように捉えられています。果たしてこれは正しい姿なのでしょうか。

幼い頃に抱いた「苦しいもの」「つまらないもの」という意識は、そう簡単に消えるものではありません。そして勉強こそ、多くのこどもたちにとって「苦しいもの」「つらいもの」の代表になってしまっている現状があると思います。私たちは、勉強を「苦しいもの」「つまらないもの」から「楽しいもの」「好きなもの」に変えていくことを大きな使命にしています。勉強すること、学ぶことは、人のよろこびのひとつであるはずだからです。

子どもを教える立場にある者として、果たすべき「責務」は一体何なのか。そのことをずっと考えてきました。何かを学び、自分の成長を実感することは、本来、楽しみであり喜びであると私自身は思っています。学ぶことが楽しくて、興味のあることを見つけてはそこに突き進んでいく。それが自然だと思っていました。

しかし、子どもたちを観察していくとそれが意外と「当たり前」ではないことを知りました。そこには、自らどんどん学んでいくタイプの子どもと、学びを敬遠するタイプの子どもの2つのタイプが存在することに気づいたのです。では、その境目は何なのか。頭の良さなのか。なぜ興味の湧くポイントが違うのか。さまざまな可能性を考えましたが、結局は、「学ぶよろこび」を知っているか、知らないか。その違いだけなのではないか、と思うようになったのです。

「学ぶよろこび」を見つけた子どもは、自ら学ぶ方向に舵を切り、そうでない子どもは学びを敬遠するようになる。そこで、うんこ学園のミッションを「うんこを通し、子どもたちに『学ぶよろこび』を届けてあげること」だと決めました。

「僕だってでできるかも!」ほんの小さな「気づき」でも構いません。「私ならできるはず!」そんな「自信」なら嬉しい。きっかけは何でもいいのです。うんこ学園と接点をもってくれた全ての子どもたちが「何か」を感じ、「学ぶよろこび」に到達できる。うんこ学園をそんなプラットフォームにしていきたいと考えています。

うんこ学園一同

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