はやくにゅうがくしてほしいのじゃ

このページを見るにはログインするのじゃ!

にゅうがくはこちら
はやくにゅうがくしてほしいのじゃ

このページを見るには
お子様の登録が必要なのじゃ!

お子様を登録する
学習の悩み2019/07/09 10:00
【連載】学習のつまずき#2

子どもが「簡単な」学習内容につまずいたら②

保護者のみなさん、こんにちは。うんこ先生じゃ。

先日、うんこ図書館に行ってきたぞい。 うんこ図書館には「うんこに関する本」が世界中から集められているのじゃ。
時間を忘れて読みふけってしまったぞい!


さてさて。
今回は、前回に引き続き、子どもが「簡単な」学習内容につまずいたらどうすればよいのか?についてお届けするぞい。
前回は、大人にとっての「簡単なこと」と子どもにとっての「簡単なこと」は同じではない、という話をしたぞい。 

人間が、オギャアと生まれてきてから、いろいろなことができるようになるためには、どうしても時間が必要じゃ。なので、人生を20年以上やっている大人と、まだ10年くらいの子どもでは、経験値や能力に大きな差があるのは当然のことなのじゃ。まずはそれを理解するのが大切なのじゃ。

とは言ったものの・・・
いったん何かを「できるようになってしまった人」が「できていないときの感覚」を思い出すのは、か~な~り難しいのじゃ!! 
たとえば、いったん自転車に乗れるようになった人が「乗れなかったころの感覚」を思い出すのは難しいじゃろうし、古屋勇作さん(※)が自分の名前を「古やゆう作」と書いていた頃の感覚を思い出すのもおそらく難しいじゃろう。
(※編集部注:「古屋勇作さん」はうんこ漢字ドリルの作者です) 

これらの例からもわかるように、子どもが何かにつまずくときの感覚を、大人になってしまった人が理解するのはなかなか難しいと思うのじゃ。 

そこで、今回のアンケートでは、保護者のかたご自身が子どもだった頃のことを思い出してもらって「簡単な」勉強につまずいたエピソードを集めさせてもらったぞい。
これを読めば、いまの子どもが「簡単な」勉強につまずいたときの気持ちがわかるかもしれぬぞい。
(注意:ここでいう「簡単」とは、実際の難易度とは関係なく、あくまで「できる人にとっては簡単」という意味です)

アンケート回答者:うんこ学園・小1~6保護者187名/集計期間:2019年5月30日~6月4日 

このデータによると、小学生の保護者のかたのうち約50%が「自分自身が小学生のとき勉強があまり/まったく得意でなかった」ようじゃ。
約20%の「とても得意だった」かたを除くと、約80%のかたが、小学生時代に多かれ少なかれ、何らかのつまずきを経験しているといえるぞい。 

保護者のかたの声 

  • 小学校3年ころから算数の文章問題が苦手でした 
  • 4年で習った算数の"割合"の単元がわからず、なかなか理解できなかった。 
  • 小4くらいから得意不得意がはっきりしてきました。図形や理科、とにかく苦手でした。 

小学校の勉強でつまずいた経験のあるかたのコメントを読んでいくと、ほぼ全員が「算数」を挙げていたぞい。中には「算数は最初からずっとつまずいていて、今でも苦手」という声も何件かあったのじゃ。 

さて、次は、小学校卒業後のことを見ていくぞい。

小学校の勉強でつまずいた経験のないかたでも、小学校を卒業すると、つまずくケースがかなり増えるようじゃ。 

「中学でつまずいた経験のある保護者のかた」の声 

  • 中学になってから一気に成績が落ちました。
  • 英語、数学が本当に理解できませんでした。 英語でつまずきました。ちゃんとできたのはアルファベットと簡単な英単語だけです・・・ 
  • 中学の古文や現代社会などは、何がわからないのかもわからなくなったので、先生に聞くことも出来なかった。

中学校の勉強でつまずいた経験のあるかたのコメントを読んでいくと「数学・英語」を挙げたかたが多かったのじゃ。また、国語では古文/理科では科学物理分野/社会では暗記と現代社会でつまずいたというコメントが多かったぞい。

「高校でつまずいた経験のある保護者のかた」の声 

  • 中学校までは授業や勉強が楽しくてそこそこの成績でしたが、高校生に入って授業が全く理解できなくなり一学期に赤点を初めて取ってショックでした。 
  • 高校生になり、授業がどんどん進んでいく事でついていけなくなった。中学生までは予習も復習もせずテスト勉強だけで乗り切れたが、高校生では分からないところが分からないほどついていけなくなった。 
  • 高校で中高一貫校に入学したため、中学から内部進学した学生との学習進度が異なり、ついていくのが大変でした。 
  • 大学受験に必要な小論文がまったく書けませんでした。行きたかった大学への受験をあきらめることになり、くやし泣きをしました。 

高校でつまずいた経験のあるかたのコメントは、ご本人の記憶が(小学校や中学校に比べて)新しいためか、かなり熱のこもった内容だったのじゃ。

 ******************* 

さてさて。ここまでいろいろな「つまずき」を見てきたぞい。
今、この記事を読んでいる保護者のかたも、ほとんどのかたが、多かれ少なかれ、何かしら勉強でつまずいた経験があると思うのじゃ。 

さて。ここで、自分が勉強でつまずいたときのことをなるべく具体的に思い出してほしいのじゃ。
そのとき、同じ教室には、さらりと100点(または100点に近い点数)をとっていた同級生がいたのではないじゃろうか? 
そういう同級生がいたとして(それが努力の結果なのか、初めから天才なのかはわからぬが)おそらく、その人にとっては、その勉強は「簡単なこと」になっているのじゃろう。 

ちょっと想像してみてほしいのじゃが、もし、その同級生が、 「あなたは、どうしてこんな簡単なことがわからないの?」と言ったとしたら・・・
しかもそれが、あきれ顔だったり、イライラした口調だったりしたら・・・
どう感じるじゃろうか? 

たぶん「悲しい」「腹が立つ」「悔しい」と感じるかたが多いのではないじゃろうか?
何も思わなかったり、あるいは悔しさをバネにして発奮するかたもいるとは思うのじゃが、それよりも「勉強を続ける気持ちがなくなる」人のほうが多いのではないかと思うのじゃ。

 ***************** 

さて。話を現在に戻して・・・
保護者のかたが子どもに対して「どうしてこんな簡単なことがわからないのか」と感じたときは、今回の記事のことを思い出してほしいのじゃ。 

【今回の記事の要約】

  • いったん何かを「できるようになってしまった人」が「できない感覚」を思い出すのは難しい。簡単なことだと思ってしまいがち。
  • 「大人ができること」を「子どもができない」のは当然。
  • 「どうしてこんな簡単なことがわからないのか」という発言は、相手に悲しみ・怒り・くやしさ・無気力を与えてしまう。

「どうしてこんな簡単なことがわからないのか」という発言は(相手が子どもでも大人でも)デメリットしかない、とわしは思っておるぞい。
しかし、小学校の学習内容でつまずいていることを、そのままにしておくわけにはいかぬのう。 何かよい方法はないものじゃろうか?

子どもが「簡単な」学習内容につまずいたら③では、小学校の「簡単な」学習内容でつまずいていることについて、保護者のかたがイライラせず、わかりやすく教えるためのコツやアイデアをお届けしているぞい。
保護者のかたから、いろいろなご意見をたくさんいただいておるのじゃ。 

連載記事

関連記事

トップに戻る